社台筋からの極秘ＰＯＧ情報

　今週から２歳戦がスタートし、トレセンでも宝塚記念より新馬の話題が中心だ。入厩済みの馬はともかく、牧場にいる２歳馬に関してはほぼ知識ゼロ。このままではＰＯＧの話題に乗り切れない…。

　そこで昨年も登場してもらった中学高校時代の同級生、社台グループ京都事務局に勤めている佐幸田智也氏にリサーチした。「ＰＯＧ虎の巻でアピールしきれなかった特選馬を紹介して」との願いに夕飯１食で快くＯＫ。相変わらず頼りになる助っ人だ。

　「即戦力ならこれやな」と名前を挙げたのが来週デビュー予定のストリートハンター（父ストリートセンス×母クイックリトルミス、牡・角居）「先週の坂路で51秒台。大型馬で時間を要すと思っていたが、素軽さがあって評価が急上昇。まだ良くなる余地もあるし、長く楽しめそう」と評価はかなり高い。

　「そういえば函館にもエェ馬がおるで」と教えてくれたのがラテンファンク（父アグネスタキオン×母ドゥーワップ、牝・大久保龍）「クズの出ない血統やし間違いなく楽しめる。ゲート試験に受かったら牧場に戻すらしいけどデビューは早そう」とのこと。

　「秋以降になるけど、姉（スリープレスナイト）に負けない素材だよ。脚元の心配もなく、楽しみは増す一方」と最後に紹介してくれたのがセングレン（父ハーツクライ×母ホワットケイティーデッド、牡・橋口）。いずれも１年を通して楽しめそうなだけに、まだ所有馬を決めていない方はぜひご参考に。

（栗東時計班・城谷　豪）

2011年06月18日