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夏は“赤字”を覚悟するもの!?

 8週間続いた新潟が終わり、ローカル場は函館へ。福島は中山に変更されたが、また来月から新潟が始まる。函館が終われば、今度は札幌…。とにかく“出張”が多いのが競馬の仕事。騎手、調教師、助手…そして競馬記者も同じだ。

 競馬記者は会社から出張費が支給される。新潟なら2泊3日分。十分にまかなえる額なのだが、ほとんどの記者が「赤字」で帰ってくる。その土地ならではの“パラダイス”に走る若手や、こんな時にしか飲み歩けない所帯持ちなどが、発散の場として出張先を選ぶからだろう。ちなみに筆者は「馬券命」…夜の街に興味はない。

 「先週の日曜は新潟が全部除外になっちゃって、使えたのが阪神1頭。新潟から阪神まで行ってきたよ」とは岩戸師。「結果は8着。ジョッキーの交通費も出さなければならないから、完全にマイナスだよ(笑)」と“赤字の男”がここにも一人…。

 「新潟は知り合いのお店にも顔を出さなければならないし、出費がかさむよ。そういえばこの間、バスを待っていたら『岩戸先生ですか?』って声をかけられたんだよ。うちの馬の一口(馬主)を持っていて、まだ勝ってないんだよ」とここにも“赤字の男”が一人…。

 「何でバスを待っていたかって?新潟はほぼ毎週行ってたから、交通費が結構かかったんだよ。自分を戒める意味でも、タクシーを使わない日だってあるよ」と師は笑って話していた。筆者の今夏出張予定は新潟2回。もちろん夜の街からの誘惑には負けないが、今から“赤字”は覚悟している。

(美浦時計班・佐野裕樹)

2011年06月19日