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アーネストリーの今後が楽しみ

 上半期の区切りとなる宝塚記念が終わった。そこで今年を軽く振り返ってみると、個人的に印象に残っているレースが2つ。一つは出入りの激しい展開に魅了された天皇賞・春。そして最も記憶に鮮明なのが、ダービーの前日に行われた目黒記念だ。

 勝ったのは、積極果敢なレース運びで後続の追撃を封じた8歳馬キングトップガン。鞍上の絶妙なエスコートはもちろん素晴らしかったが、その期待にしっかりと応えた老練な走りにアラウンド40の私は強い衝撃を受けた。生え際の後退が気になり、年初にCMでもおなじみ『リー○21』の門を叩き、“老い”に対して消極的な行動を取った私…。今後は彼の不屈の精神力を糧に、“老い”に負けないネガティブ精神からの脱却をここに誓いたい。

 閑話休題。前述の宝塚記念はアーネストリーがレースレコードの快走劇で見事G?初V。その彼も、今ではフレッシュとは言えない6歳馬。現役の競走馬としては“老い”が少なからず気になり始める時期だ。しかし、持てる能力に耐えうる体力、体質が身につくまでは決して無理をさせない…。宝塚記念はまさに陣営の我慢が、最高の結果を生んだレースだったのではないだろうか。

 「タップダンスシチーの域まできた」と話す主戦の佐藤哲。今後は昨年と同じローテーション(札幌記念→天皇賞・秋の予定)で秋に備えるとのこと。今から彼の一挙手一投足が楽しみでならない。

(編集部・下殿剛史)

2011年07月04日