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願いがかなった、よき時代の七夕賞

 今週の関東メーンは、第47回七夕賞。福島競馬の名物レースだったが、今年は震災の影響で中山競馬場で行われる。平成8年にも中山で行われたが、その時は福島競馬場のスタンド改築、馬場の改修工事の代替開催のためだった。以前のローカル開催は滞在があり、福島のオーラス競馬の七夕賞は格別なもの。次週から新潟競馬に平行移動するため、資金稼ぎに燃えたものだ。

 そんな中で忘れられないのが、昭和61年の七夕賞。同年齢で仲のいい安田富男騎手が、ダイヤモンドラーン(8番人気)に騎乗。穴馬に乗せると達者で、玄人受けする鞍上が「この出来ならいい競馬になるよ」と期待していた。

 出馬発表で7枠?番に決まり、同枠の?番サクラトウコウ(3番人気)には東信二騎手が騎乗していた。七夕賞は7月7日。当時は枠連、単複の発売だけしかなく、??が妙に気になっていた。レースでは直線で2頭が抜け出し、サクラトウコウがダイヤモンドラーンを1馬身1/4差で退け決勝。3着のトライトンとの差が半馬身と微妙だっただけに力が入ったが、決着が付いて小躍りしたものだった。

 昨年まで46回行われたが、後にも先にも??はあの年度だけ。配当は枠連3350円の高配当だった。お土産にラジュウム温泉玉子、クルミゆべしをしこたま買ったことを覚えている。新馬券に押されて枠連は売れなくなったが、よき時代をふと思い出した。

(美浦時計班・鶴谷義雄)
 

2011年07月07日