小倉競馬の傾向はバッチリ！

　２週遅れの小倉開催。震災の影響で冬の開催が延長したこともあってか、ＪＲＡの馬場造園家の発表は「芝の発育が例年よりは良くない」とのことだった。それを証明するかのように芝丈が短く路盤も硬いのか、好時計決着が目に付いた。なかでも小倉記念はイタリアンレッドが従来のレコードを０秒５短縮する１分57秒３をマークした。ただこれは開幕週だけのこと。１週使われて、張り替えた内めも荒れてきており、今週からは傾向が変わってきそうだ。

　さらに先週はご当地騎手の活躍が光った。川田は（７・１・１・４）で日曜６勝の固め勝ち。浜中は（３・５・０・７）と連対率は５割以上。川須は（２・１・１・13）着外が多かったが、人気以上に奮闘。各人、体がよく切れている印象で積極的な競馬が奏功している。今週もこの傾向は変わりそうになく、予想と馬券に生かしたいと思う。
　　　
（栗東時計班・吉田順一）

2011年08月03日