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最後まで戦うことが美しい

 夏の甲子園が始まりました。自宅が滋賀県大津市皇子山球場のすぐ側ということもあり、予選はもちろん、練習試合まで見てきた本人としては滋賀県の高校には親的な感覚すらあります。背番号のない練習試合で必死にアピールする姿。そして地方予選ではその背中に立派な背番号を背負って最後まで諦めない熱いプレイ。最終回に代打で打席に立つも、三球三振で終わりバッターボックスで泣きじゃくる選手。それを抱きかかえて整列させる選手。本当に美しい。高校野球には「勝つ美しさ」もあるがそれ以上に「負ける美しさ」もあるんだとつくづく感じます。

 さて競馬は果たしてどうでしょう?外から迫ってくる姿が見えず、ゴール前で追うのをやめて鼻差かわされるシーン。見たことありませんか?こんな騎乗で馬券が外れると、この怒りを何にぶつければいいのかと思うほど暴れたくなります。「追ったところでかわされてました」と言われればそれまでで、乗っている方の感覚が確かなのかもしれませんが、命より大切なお金を賭けている方としては「最後まで追ってくれていれば…」と思うところはあります。

 馬のダメージを考えてのこと何でしょうが、美しいかと言われると…。最後の1完歩、追うのをやめたことで結果がどうなるのかはわかりませんが、故障を発生した場合は別として最後まで諦めず追う姿。競馬にも「負けの美しさ」は十分にあると思います。

(栗東時計班・安藤浩貴)

2011年08月07日