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読者の声を聞き気持ちを新たに
先日、新潟へ向かう新幹線の車中で、旅行客の団体と隣り合わせた。乗り込むなり座席を向かい合わせにし、席へつくと飲めや食えやの宴会状態に。新潟へ到着してからの楽しみにと大好きなアルコールを控えていた小生にとっては、少しうらやましく思えるほどの飲みっぷりで、高崎へ停車するころには皆だいぶできあがっていた。
どこまでこの状態が続くのかと思っていると、メンバーの1人がキャリーバッグからおもむろに競馬週刊誌を取り出す。すると他の1人がパソコンを取り出し、何やら打ち込みを開始。それ以外のメンバーは競馬専門誌を片手に談笑を始めたのだ。気になってふと視線を送ると、持っていました馬三郎。話を聞いていると馬三郎を愛読しているようで、「○○(記者名。名誉のために名前は伏せます)は最近冴えてない」とか、「○○はセンスがいい」などの話題が。昔は個人の担当コースや担当厩舎が掲載されてて、その印を参考に馬券を買うこともあったんだけど、今は載ってないんだよな。あれはいいヒントになったのにと嘆く声も聞かれた。
読者の生の声を聞くことができて気持ちを新たにしたとともに、読者の目はシビアだということを痛感した日でもあった。
(美浦時計班・石渡重伸)
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