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今後も目が離せない人馬

 過去10年の小倉サマーシリーズで3度のリーディングに輝いている福永が、今夏は新潟を主戦場としている。その最大の理由は、先々もにらみ良質な2歳馬との出会いを求めてのことだという。将来性という点で、小倉組より新潟組の若駒の方が全体的なレベルが高い(特に芝外回りの出走馬)。思えば今年の2冠馬オルフェーヴルも、初陣Vは昨夏新潟の芝1600m戦だった。同騎手の“戦略”は納得がいく。

 その福永は今夏新潟の2歳戦で〈3・1・0・10〉。本人の、この成績への満足度は微妙なところかもしれないが、データ的に楽しめそうな手駒が7月23日の芝1600m新馬戦を5馬身差で制したジャスタウェイだ。

 前半5F通過が62秒7で、V時計が1分36秒1(自身の上がり3F33秒3)。馬場状態の違いこそあれ、オルフェーヴルの新馬戦が5F63秒8―1分37秒4の決着で、自身上がり33秒4だった比較からも記録面の優秀さが分かる。

 ジャスタウェイのレース後コメントは「ゲート中心の調整で(筋肉にストレスがかかり)体は少し硬くなっていた。体つきもまだ子どもで、ひと息入れれば良くなってくる」というもの。上積みは十分に見込めそうなだけに期待が膨らむ。また同騎手は、このあとの新潟開催でさらに良質な若駒を増やす可能性も。当面、この人馬に注目しておいて損はなさそうだ。

(関東デイリー・野田口晃)

2011年08月16日