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気まぐれな新潟の天気にご注意を
雨予報など一切なかったはずなのに、局地的豪雨に襲われた先週の新潟競馬。パサパサに乾燥して砂煙が舞い上がっていたダートコースも、バケツをひっくり返したような雨により一気に稍重馬場へ。聞いた話によると、3?4コーナーは雨が落ちているというのに、ゴール前は快晴という時間帯もあったらしい。
ただこれは例年新潟で見られるありふれた光景で、今回に限ったことではないのだ。パドックで馬を見ている時間だけ雨に襲われたり、帰りの車へ向かう時だけ運悪くと、もう毎度のこと。騎手時代から新潟を主戦場とし、新潟のことは隅々まで知り尽くしている岩戸師は調教中に雨雲に追いかけられたこともあったらしい。「キャンターの速度を上げて雨雲を避けようとしてもどんどん雨が迫ってきて…。調教師になってからはゲートまで馬を運んでいったら、豪雨に襲われてスーツがずぶ濡れに。それが最終レースだったものだから、ぬれたままのスーツで新幹線に乗り込んだこともあったよ」と新潟の天候は、とにかく気まぐれだ。
あと3週間続く夏の新潟競馬。脚を運んで下さるファンの方も多いことだろう。ただ必需品として、折りたたみ傘をかばんに忍ばせておくことを、忘れてはなりません。
(美浦時計班・加藤剛史)
2011年08月17日
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