裏函は馬券の宝庫!?印に注目を！

　先々週で競馬開催が終わり、函館競馬場は調教場として開放されている。９月の頭まではこの状態が続き、札幌開催に出走する馬のほとんどが函館滞在馬と札幌滞在馬で争われることになる。出走比率は若干札幌が多いものの、ほぼ五分。成績的にもそこまで極端にどっちが優勢ということもない。

　しかし「裏函は馬券の宝庫」と言われるように、函館滞在馬からやっきになって勝負気配を探し回る記者も少なくない。

　ひとつの理由として函館滞在馬は人気になりにくい点がある。やはり実際に競馬が行われている札幌の方が記者の数は圧倒的に多く、情報や印が新聞に反映されやすいのは札幌滞在馬になる。

　来るかどうかは「神のみぞ知る」だが、来たときは大きな配当になりやすいのが函館滞在馬の特徴。ちなみに馬三郎記者で函館に滞在しているのは筆者と安川記者、竹原記者の三人。この３人の印と調教欄を見比べれば、おいしい馬券は必ず転がっている！！……はず。

（栗東想定班・木村拓人）

2011年08月18日