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高校野球も競馬も“ライブ”がいい!

 夏の甲子園は今年も大盛り上がりで幕を閉じた。毎年、この時季の休日には足しげく聖地に赴き、10代の若さ溢れるプレーに一喜一憂して楽しんでいる。感覚的には将来のプロ野球選手、競馬で言うところの新馬戦を見て、未来のクラシックホースを探す…的な感情だろうか。しかし、6月に編集部に復帰して迎えた今年は、日頃の行いの悪さ?、日常の不摂生がたたってか体調がすぐれず、結局、足を運んだのは1回限りだった。

 ただ、その1回、たった1日限りでしたが、個人的にはものすごく貴重な1日でした。自分は昔からスポーツは家でのんびりビールを片手にテレビ観戦ではなく、現場で自らの曇りなき眼(だいぶ老眼でよどんできていますが…)で目の当たりにしてこそ、得られる感動や伝わる鼓動がより大きいと考える性格の人間なのです。

 これは高校野球だけに限らず、サッカーや普段仕事として向き合っている競馬にも同じことが言えると思う。基本、競馬はギャンブル。だから、馬券で勝った負けたは自己の責任。楽しみ方は個人の自由。自分は競馬に馬券以上の快楽を求めているからこそ、この世界に携わっていられるのだと思う。これからも土、日のいずれかが公休日だった際には、できるだけ競馬場に足を運び、ライブで競馬の素晴らしさを体感していきたい。

(編集部・下殿剛史)

2011年08月22日