競走馬の“靴”に注目！？

　休日をアクティブに過ごす編集部のＩさんに触発されたわけではないですが、運動不足解消のために先月から週１ペースでウォーキング（たまにランニング）を始めました。ランニングシューズを持っていなかったので、最近まで普通のスニーカーで歩いていましたが、先日ようやく購入。靴が変わるだけでこんなにも違うのか！というほどの歩きやすさで、しかも足が疲れにくく、もっと早く買っておけば…と思えるほどでした。

　馬の場合はどうなのでしょうか？ひづめに打たれる“蹄鉄”が、人間でいう靴にあたると思いますが、そういえば蹄鉄を変えて激走した馬がいたような…と記憶をたぐり寄せると、思い浮かんだ馬がいました。それはショウワモダン（10年安田記念勝ち馬）です。３９戦目にして挑む初めてのＧ?に、トゥアウターというグリップ力の高い蹄鉄を装着して挑戦。８番人気とやや低評価でしたが、結果は１分31秒７のレコード勝ちでした。２連勝中で状態が良かったのもあるでしょうが、レコードという結果からも、蹄鉄を変えたことがプラスに働いたのではないでしょうか。

　間近でよく見ないとわからないと思いますが、パドックを見るときに「この馬はどんな蹄鉄なのかな？」と注目して見てみるのも面白いかもしれないですね。

（編集部・掛札慎二）

2011年08月29日