九州への“放牧”効果で今週こそ大当たり!?

　休日を利用して、２泊３日の九州旅行を満喫してきた。博多まで新幹線を使い、そこからは在来線の特急や観光列車を乗り継ぎ、鹿児島までじっくりと時間をかけて移動。特に観光列車「いさぶろう」では霧島連山を望む絶景を楽しみつつ、半径300ｍのループ線やスイッチバック（列車の進行方向を変える）の壮大な峠越えを体感した。

　また個性溢れる駅も大きな魅力の一つ。「真幸（まさき）駅」にはホームに幸せの鐘があり、人々が次々に幸福を願い鐘を鳴らしていた。記者も自身の幸福（馬券的中）を願い、祈りを込めて鳴らした。

　そして鹿児島からフェリーで桜島へ。残念ながら有名な噴煙は拝むことはできなかったが、晴天にも恵まれて鮮やかにその姿を現していた。旅館では天然マグマ温泉を堪能し、お酒や郷土料理を味わった。さすがに職業柄“馬刺し”は口にしなかったが、ゆっくりした時間を過ごしてきた。

　当然のことながら競馬はお休みの予定だったが、どんなにいい景色やおいしい料理を食べても片時も馬券のことが忘れられない。結果は散々だったが…放牧先でも仕事のことを考え続けているあたり、根っからのギャンブラーなのだと再認識した次第。気持ちも新たに、今週こそは正解（的中）にたどり着けるよう、精進するつもりだ。

（栗東時計班・紺谷和彦）

2011年09月03日