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栗東にも台風12号の影響が…
すさまじい爪痕を残した台風12号だが、栗東トレセンはそれほど影響がないと思っていた。しかし、水曜日の朝に馬場を見るとポリトラックコースの6ハロン棒が消えているではないか…。なんでも、台風の影響でハロン棒が折れ、同時に電気の配線も切れたらしい。それが原因でポリトラックは、残りのハロン棒もすべて電灯が着かないという悲惨な状況になっていた。
日の出前に調教がスタートするため、開門から30分は真っ暗闇。その中で調教タイムを計るのは想像以上に厳しかったことだろう。担当の浜口記者、お疲れさまでした。彼には申し訳ないが“折れたハロン棒が、自分の担当のCWコースではなくて本当に良かった”と心から思ってしまった。
昨年もこの時期に触れたが、暗闇の調教は記者にとって何ひとつプラスにはならない。動きが見えにくいうえ、正確な時計も採りづらい。調教時、馬の細部を確認したい調教師や関係者にとっても、プラスになるとはとても思えないのだが、いまだにこの時期は真っ暗闇の中で調教がスタートするのだ。調教開始時間は気温に大きく関係しているようだが、先週から今週にかけてグッと気温は下がったはず。せめて、臨機応変に対応してほしいものだ。
(栗東時計班・竹村浩行)
2011年09月08日
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