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気合が入る同期対決…

 11日に行われた京成杯AHで同期対決が実現した。フライングアップルに騎乗した杉原誠人(18)=美浦・藤沢和=と、ドモナラズに騎乗した嶋田純次(18)=美浦・手塚=だ。結果は杉原が12着、嶋田が10着。好成績は残せなかったが、今年デビューした2人にとっては貴重な経験となったはずだ。

 この同期対決、重賞初騎乗の杉原にとってはレース前から期するものがあった。「嶋田には負けたくないですからね」。プライベートでは一緒にカラオケへ行くほどの仲良しで、嶋田が同期一番乗りで重賞(新潟2歳S・フィロパトール9着)に騎乗したときも懸命に応援したという。だが、同じ土俵に立てば仲間からライバルに変わる。

 「競馬学校時代、ボクと嶋田と藤懸は乗馬未経験組だったんですよ。経験者のようにうまく乗れませんでしたから」。すべての同期に負けたくない気持ちはあるが、同じ境遇だったこの2人には特別な思いがある。嶋田も「気合が入りますね」とやる気満々だった。強いライバル意識を持っているようだ。

 今回の結果は残念だったが、騎手としてスタートしてまだ半年…。これから同じような戦いが何度も繰り返されるだろうし、G?で対決するシーンもあるかもしれない。今回が初めの一歩。若い2人がお互いに切磋琢磨(せっさたくま)して、これからの競馬を盛り上げてもらいたい。

(関東デイリー・小林正明)

2011年09月13日