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庭を貸すだけの状況を変えるには…

 秋のG?が今週末のスプリンターズSから開幕。昨年は香港馬ウルトラファンタジーが制したこのレース。今年も外国馬は強力布陣で、なかでもシンガポールのロケットマンは圧倒的な支持を集める可能性が高い。

 21戦17勝、2着4回。海外を飛び回る事情通は「圧勝する」と話している。自国以外では取りこぼしも多いだけに“内弁慶”との声も聞かれるが、「負けたレースは騎手の下手乗りが原因。まともに負けたのはほとんどないよ。とにかくスピードが違う。負けるなら逆にペースが落ち着いて掛かった時じゃないかな。まあ普通に走れば勝つよ」と語る。

 今年も外国馬Vが濃厚とはさみしい限り。そもそも、近年のスプリンターズSは完全に日本が庭を貸しているだけの状況が続く。その要因がサマースプリントシリーズにある気がしてならない。有力馬が夏場に使い、秋には余力を残していないケースが多々見られる。事実、サマースプリント覇者がスプリンターズSで好走することは少ない。

 現状のシステムでは今後も外国馬がスプリントG?を席巻する。馬券的にそれはそれで構わないのだが、やはり日本人としては日本馬の活躍も見たい。ただでさえスプリント路線の底力は香港が上。がっぷり四つの戦いを見るためにも、施行時期やシステムの変更等に着手すべきだろう。

(関東デイリー・豊島俊介)

2011年09月27日