木曜発表でないとまた大惨事に…

　「本紙担当者の辞書に裏パー（予想が全部外れること）なし」のはずだったが…。１０月９日、本紙になってから２回目の大惨事に見舞われてしまった。

　北海道競馬が終わってからは、多種多様なローテーションからレースが成り立っているので、力関係の把握が難しく、一度も見たことがない馬がチラホラ。予想する上で一番やっかいな時季ではあるが、それ以上に響いたのが馬場の読み違いだろう。

　マメに競馬場の馬場造園課の方に状態を聞いているが、「週始めに芝刈りをし、あとは天候次第で芝の伸び方は違います。適度な水分と直射日光があれば芝はしっかりと伸びます。逆に雨続きや降雨がないと伸び方は甘い」というのが定説だ。

　先週は週中にしっかりと降って、週末は晴れ予報。開幕週でも単純なスピード競馬ではなく、芝丈が長めで多少力がいる馬場と判断していたが、競馬場に行ってビックリ。芝丈が短く、レコード決着を含む好時計が続出…。微妙にカンピューターが狂うのは致し方ない。

　いずれにしろ、ＪＲＡから馬場の詳細が発表されるのは金曜日の昼間。それでは予想の大半が終わっている。ぜひとも木曜確定後すぐに発表してもらえないでしょうか？このままでは、そう遠くない未来に３度目が来ちゃいそうですm(_ _)m

（栗東時計班・吉田順一）

2011年10月12日