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強い馬がレコードを記録してほしい
プライベートでは、ただいま初マラソンとなる12月の奈良マラソンに向けて特訓中。完走することはもちろん、初心者にはなかなかハードルが高い4時間切りが目標です。記録を目標にすることは励みにもなる。競馬でも、かつてはレコードが出るたびにゾクゾクしたもの。たた、最近は馬場の高速化が進み、レコードに対して味気なく感じるのが少し寂しい。
8日の京都2R・2歳未勝利(芝1600m)で、1分33秒4という驚くべき2歳のコースレコードが飛び出した。私が競馬を始めた90年代は、上がり33秒台が出るとちょっとした話題になったもので、最強マイラー・タイキシャトルの持ち時計が1分33秒3。実績が色あせることはないでしょうが、将来的にこの持ち時計によって能力が正当に評価されるかどうか心配でもあります。
今や世界の王道となっている芝2000m。そのJRAレコードが、新潟競馬場がリニューアルした時に記録されたツジノワンダーの基準タイムという点も、少々残念に感じる部分である。
来年3月、改修された中京競馬場がグランドオープンします。注目は芝1200mとしては直線距離が最長となって行われる高松宮記念。果たしてどういう傾向になるのか、楽しみの方が大きいですが、本当に強い馬が価値あるレコードを記録するコースであってほしいと願います。
(編集部・一瀬正人)
2011年10月17日
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