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難しいからこそ賞賛に値する“3冠”

 “3冠王”はなかなか出てこないもの。どの分野、あらゆるカテゴリーでもトップに立つということは非常に難しいことである。だから価値があり、賞賛に値するものなのだ。

 野球における3冠とは、首位打者、最多本塁打、最多打点の各タイトルを取得すること。3冠王は1950年の2リーグ制発足以降、野村克也、王貞治(2回)、落合博満(3回)、ブーマー・ウェルズ、ランディ・バース(2回)、松中信彦の6人、計10回。80年代はよく出ていたので当たり前のように思っていたが、87年以降の24年間では04年の松中のみ。本当に難しいことなのだ。

 “3冠馬”もなかなか出てこないもの。競馬における3冠といえば、いろいろなカテゴリーで使い分けられているが、原則としてクラシック3冠と言えば、皐月賞、ダービー、菊花賞のこと。クラシック体系が確立されてから71年が経つが、3冠馬はセントライト、シンザン、ミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ディープインパクトの6頭。3歳時のみの一発勝負で、距離、コースの違う大レースを全部勝つのだから、まさに至難の業と言える。

 そして23日、史上7頭目の3冠馬が誕生した。これは本当にすごいことで、馬自身や騎手はもちろんだが、関係者すべての多大な努力があってこその偉業だろう。オルフェーヴルはいったいどこまで強くなるのか―。今後、さらなる飛躍を期待したい。

(編集部・土屋 景)

2011年10月24日