注目の２歳馬がゲート試験に合格

　震災の影響が尾を引いているのか、今年は２歳勢の出足がちょっと鈍いのかと感じていたが、先週あたりから良血が続々と登場し、ＰＯＧファンの心をくすぐる時季に突入してきた。

　毎年クラシックをにぎわす松田博厩舎からは今週の土曜・京都５Ｒでアンコールピースがデビュー予定で、ブエナビスタの下ジョワドヴィーヴル（牝、父ディープインパクト×母ビワハイジ）と、師のお気に入り馬であるストレートラブ（牝、父アグネスタキオン×母ラリーズン）が本日ゲート試験に合格。週末からデビューに向けてピッチを上げていく予定だ。

　友道厩舎からもアドマイヤジュピタの半弟ジェラルド（牡、父アグネスタキオン×母ジェイズジュエリー）とアドマイヤメジャーの下アドマイヤレイ（牡、父ダイワメジャー×母ティエッチマンボ）がスタンバイ。両馬とも「厩舎での期待はかなり大きい馬」と陣営が話しており、こちらも次開催でのデビューを予定している。

　その他にも栗東トレセンには良血馬が続々と入厩しており、競馬場で来年の３冠候補たちをぜひぜひチェックしていただきたい。

（栗東想定班・木村拓人）

2011年10月27日