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12年度のJRA日程に疑問符

 先日、12年度のJRA開催、重賞競走の日程が発表された。例年にない大幅な変更点が目につくが、何と言っても注目は、12月23日の有馬記念翌日にも、競馬開催が行われることだ。

 これは79年以来となるが、その年の総決算として、世間的にも浸透している注目度の高い暮れの風物詩。出たばかりの給料や、冬のボーナスをつぎ込み、大勝負する競馬ファン(もちろん筆者もだが…)を数多く見てきただけに、こん身の勝負が終わった直後に「さあ!明日も」という気にはまずならないだろう。

 ましてや、有馬記念で負けたコアな競馬ファンは、数日のインターバルを置いて、交流G?・東京大賞典で最後の勝負に臨み、1年を締めるという形が定着しており、中央競馬の最後の重賞が歴史の浅い阪神Cでは、関心が薄くなるのが目に見えている。それならば、阪神C(日)→有馬記念(祝・月)の方が良かったように思う。

 来年の開催日程は、売り上げ低迷が続く現状に、少しでも歯止めをかけたいJRAの意図が見てとれるが、この内容では、さらなる売り上げ減や、ファン離れにつながる恐れがある気がしてならない。そう思うのは筆者だけではないはずだ。

(編集部・古河雄一郎)

2011年10月31日