盛り下がるトラブルは…

　３日に大井競馬場で行われたＪＢＣ。今年からレディスクラシックが加わり、重賞の３連発となった。いずれも中央勢が３着以内を独占し、1800ｍ、1200ｍのレコードを31年ぶりに更新するおまけつき。良馬場での達成だけに、価値の高さは計り知れない。我が栗東支局でも仕事の終了時刻と重なり、馬券を買って一喜一憂。大変な盛り上がりを見せた。

　ところが10Ｒのスプリントの馬券を買おうとしたところ、“スパッと”買えるはずのＳＰＡＴ４（南関東地方競馬のネット投票システム）に突然接続できなくなってしまった（楽天競馬等でも不具合が発生）。せっかく盛り上がっていた支局内も、馬券が買えないのなら自宅で観戦すればいいと、三々五々帰宅の途についてしまった。

　その後もシステム障害は続き、復旧したのはクラシック（11Ｒ）のスタート10分前。結局、栗東支局からの売り上げの一部○万円と、払い戻しを受けるはずだった○十万円は露と消えてしまった。

　祝日の夜、自宅で観戦しながら馬券を楽しむファンが多いことは分かっていたはず。事実、売り上げも前年比126・８％の大幅増だった。原因は調査中（４日現在）とのことだが、もしサーバーの集中アクセスによるものだとしたら主催者側のミスにほかならない。中央も地方も売り上げ減が叫ばれているさなかだけに、このようなミスは起こってほしくないものだ。

（栗東時計班・竹原伸介）

2011年11月05日