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いつもと違う調整が逆に買い材料!?

 今週、厩舎取材をしていて、とても気になる馬がいた。それはアンドロメダS(土曜・京都11R)に出走予定のプロヴィナージュ。なぜかというと、担当厩舎でありながら同馬のコメントを書くことがほとんどなかったから。主戦が佐藤哲三騎手ということもあり、関西圏のレースに使うことが多く、だいたいレースの1?3週前には栗東に入厩するため、西の記者が紙面に載るコメント書くことが多かった。

 いつもと違うパターンで臨む今回、そのあたりを小島茂之師に聞いてみました。「今は美浦がとても忙しいこともあるけど、栗東に滞在する候補の馬が1頭しかなく、1頭だけの栗東調整は馬にとっても厩舎にとってもプラスにはならないと判断しました。プロヴィナージュ自身、輸送がそれほど弱い馬ではなく、今回はギリギリまで私が目の届くところで調整をして、レースに臨む予定です」とのこと。

 実際にこの中間は小島茂師が調教にまたがることが多く、しっかり馬の状態を見極めたうえで、ここへの出走を決めたようだ。「アンドロメダSの後は、スタッフの都合がつけば栗東入厩も考えています」とのことなので、今回と次回のプロヴィナージュのレースぶりをいつも以上に注目しています。関西圏でブラックエンブレム(秋華賞)、エリザベス女王杯(クィーンスプマンテ)と牝馬G?で2勝している師の言葉だけに重みがあるし、一発の可能性は十分あると思います。

(美浦想定班・塩手智彦)

2011年11月10日