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長?く興奮できるマラソンレースの再評価を

 毎回コンスタントに10億円近くを売り上げている「WIN5」。当初JRAが見込んでいた2?3億円をはるかに上回っており、話題性からも成功と言っていいだろう。

 「最高2億円」という巨大なエサへの食いつきが、想像以上に良かったことが最大の成功要因だが、アドレナリンが出っ放しになるWIN5の仕組みも見逃せない。通常はレース中の数分しか興奮状態?にならないが、WIN5ではWIN1→2→3と継続している間は、配当がいくらになるかという妄想も手伝って、長時間興奮状態にはまり込む。病み付きになるのも無理はない…。

 ギャンブルの売り上げにおいて、この興奮状態の長さは重要なポイント。“単純な論理”とのツッコミがきそうだが、レース時間を考えれば短距離<長距離の方がお客を引き付ける要素が強いはず。ということで、マラソンレースをもっと用意してはどうか。今開催の新潟で、初めてダート2500m戦が行われたが、個人的には大満足。また、長きに渡って短距離路線はスター不在。現在の種牡馬勢力図を考えても、より中長距離に適性の高い馬が増えていく可能性は高い。

 現状、下級条件の長距離戦では頭数のそろわないレースが多いが、そういった条件の未勝利戦が少ないのだから当たり前。先々を見据えて、徐々に長距離戦を増やした番組編成にシフトた方がベターだと思うのだが。

(編集部・妹尾和也)

2011年11月14日