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外国馬の本気度は調整課程で分かる!?
日曜日のエリザベス女王杯はスノーフェアリーの連覇で幕を閉じた。以前は物見遊山で人気だけ集めて馬群に沈んでしまう外国馬が多かったが、最近は日本がグループ?国に昇格したことで、レースに対する欧米の注目が高まってきた結果だと思う。この後もマイルCS→ジャパンCと国際競走が続くだけに、馬券作戦としての取り捨てを気をつけなければならないと改めて思った。
外国馬の本気度をはかるうえで大切なのは、来日後の調整課程。スノーフェアリーを例にとれば昨年京都芝で3F45秒8?13秒5だった時計が、今年は5F76秒5?60秒5?45秒0?14秒5と、軽めのとはいえ長めからの調教。ローテーションの不安が本当にあったのなら、調整を強くするということは考えられない。このような場合は「買い」のサインだろう。
同じようにマイルCSのサプレザは一昨年の3着時が京都ダートで5F65秒3?35秒9?12秒1。昨年4着時が5F65秒9?37秒9?13秒0。今年は5F61秒6?37秒3?12秒5と3年間で一番速い時計をマークした。この点から見ると、今年が一番本気度が高いと考えられる。
日曜日のマイルCSで、サプレザがどんな走りを見せるのか、大いに注目したい。
(栗東時計班・竹原伸介)
2011年11月16日
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