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ギャンブルは関東が盛り上がってこそ

 作家の故・岩川隆氏はかつて、日曜日付デイリースポーツ紙の競馬面に寄稿されていた。その中に忘れられない一文がある。

 ―「息子を競馬好きの、道楽者に産んだ私を許しておくれ」と母は女房に泣いてわびたそうだ。―

 記憶の範囲なので一言一句、正確ではない点をご容赦願いたい。岩川氏は山口県出身で記者は隣の広島県出身。4年前に鬼籍に入った父親に新聞社で働いていることは伝えたが、競馬関係であることは終ぞ言いそびれてしまった。自分がやましいとは、これっぽっちも思っていないのに、である。例外は認めるが、西日本と東日本ではギャンブルに対する接し方にかなりの温度差があると、個人的には考えている。競馬は東が盛り上がってこそではないだろうか。

 この秋、東京開催の2歳戦で最もインパクトのある勝ち方をしたのが、直線一気を決めたシルバーウエイブ。中山1週目の葉牡丹賞を目標に調整されていたが、再度放牧に出されることになった。「どこといって悪いところはないが、もうひとつグッとこない。走ることは分かったので大事にしたいからね。年明けに帰厩させ、一発、二発で皐月賞の権利を獲りたい」と大江原師は話した。大跳びのダイナミックなフットワークで競馬ファンを魅了してもらいたい。

(美浦想定班・安川時男)

2011年11月18日