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コラム

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感慨深い日本馬のレベルアップ

 第1回ジャパンC。カナダのフロストキングはサクラシンゲキがつくり出した超ハイペースを先行しながらも、さらに末脚を繰り出し2着。「これがワールドクラスの力か!」と当時、生意気な学生だった小生に衝撃的な強さを印象づけた。

 それから30年。今年はアメリカからの招待馬ミッションアプルーヴドがレースを引っ張った。前半5F61秒8と圧倒的に先行有利のペースだったが、あっさり馬群に飲み込まれて14着。2頭の格の差こそあれ、日本競馬のレベルアップを感じるひと幕だった。

 凱旋門賞馬デインドリームを完封したブエナビスタ。スプリンターズSではスプリント界の頂点に立つロケットマン相手にカレンチャンが大金星。そしてアウェーのハンデを跳ね返してヴィクトワールピサがドバイWC優勝。今年の国際競走での日本馬の活躍は素晴らしかった。馬券を外してもむしろ感動を与えてもらい、憔悴(しょうすい)しなかったのは記者だけではあるまい。

 我が国のホースマンの努力の結晶とジャパンマネーの力により、30年前と比べて日本馬は格段に強くなった。その間、変わることなく馬券を買い続け、マークカードを塗り間違える馬券親父と化した小生には、本当に感慨深いものがある。

(美浦想定班・工藤 修)

2011年12月02日