1. TOP
  2. 馬三郎タイムズ
  3. コラム

重賞特集&次情報はお任せ!
馬三郎タイムズと合わせて使えば威力倍増!
今なら14日間無料で使える!→詳しくはコチラ

コラム

プロも愛用する競馬予想ソフト「競馬新聞 デイリー馬三郎」が今なら14日間無料でお試し頂けます!

無料トライアルに申し込む(購入手続きは不要です)/詳しく見る

異色の大物クロフネ産駒

 先週の京都2歳Sを期待通りに勝ち上がったトリップ。(父クロフネ×母ビーポジティブ、牡、松田博)という字面からパワーは当然として、非凡な瞬発力も兼備したタイプのようだ。血統に傾斜している人ならクラシックは?と思ってしまうが、デビュー2戦のパフォーマンスはケチのつけようがなく、あまり固執しない方がいいのかもしれない。この後も順調にいけばクロフネ産駒のイメージを払しょくする器になる可能性が高い。早い話ではあるが、将来的にはブリーダーズカップやドバイWCに出走してくれたら面白いんじゃないかな?と思っている。

 次走は出世レースのラジオNIKKEI杯2歳Sを予定。無傷の3連勝を狙うが、ここには札幌2歳S1、2着馬のグランデッツァとゴールドシップも出走予定。他にも出否未定ながら、新馬―東スポ杯2歳Sを連勝したディープブリランテの名前も挙がっている。いずれにせよ、そうそうたるメンバーになるだけに今から楽しみでならない。

 一方の牝馬は傑出馬不在。阪神JFの1週前登録を見ても、各陣営がチャンスありと踏んでいるのか、賞金400万円組による抽選は例年以上に厳しい。まだデビューしていない組や未勝利の身でも十分クラシックに間に合うレベル。年末から年明けにかけて勢力図がガラッと変わる可能性がある。POGで遅れを取っていても、そう心配しなくていいだろう。

(栗東想定班・藤田浩貴)

2011年12月03日