1. TOP
  2. 馬三郎タイムズ
  3. コラム

重賞特集&次情報はお任せ!
馬三郎タイムズと合わせて使えば威力倍増!
今なら14日間無料で使える!→詳しくはコチラ

コラム

プロも愛用する競馬予想ソフト「競馬新聞 デイリー馬三郎」が今なら14日間無料でお試し頂けます!

無料トライアルに申し込む(購入手続きは不要です)/詳しく見る

米国は3冠馬、3冠王ともご無沙汰

 10月24日の前回は、オルフェーヴルが3冠馬になった直後というもあり、過去の“3冠馬”とプロ野球の“3冠王”を例に挙げ、達成することの難しさを書いた。どれだけの偉業なのかが伝わったと思うが、海外ではどうなのか?気になる人が多いだろうから、とりあえず米国を調べてみた。

 米国競馬のクラシック3冠といえば、ケンタッキーダービー、プリークネスS、ベルモントS。毎年、5月の第1土曜から中1週、中2週で行われ、わずか5週間で決まる過酷なもの。コンディションの維持が難しく、100年以上の歴史の中で3冠馬はわずか11頭。1978年のアファームドを最後に、もう33年も誕生していない。

 一方、メジャーリーグの3冠王といえば、同じく100年以上の歴史の中で14人(計16回)。こちらは1967年のカール・ヤストレムスキー以来、44年も達成されていない。ナショナルリーグが16、アメリカンリーグが14とチーム数が増えたことが大きな要因だろうが、そろそろ出てもいい時期なのではないだろうか。

 米国競馬、MLBとも毎年のように2冠馬、2冠王が出ていることを考えると、日本競馬、プロ野球以上に難しくなっているがわかる。だからこそ、達成した時は賞賛に値する。そろそろ米国の3冠馬、3冠王をこの目で見てみたいものだ。


(編集部・土屋 景)

2011年12月05日