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今年も世界の腕にしびれた!

 世界各地のトップジョッキーと日本からJRAと地方の代表騎手15人が集結し、4レースの合計ポイントで争うWSJS。25回目を迎えた今年も白熱した戦いとなり、アイルランドから参戦したJ・ムルタ騎手が48点を獲得して総合優勝を決めた。

 土曜の2レースを何と金沢の吉原寛騎手が連勝し、計40点を獲得。優勝は決定的かと思われたが、土曜終了時点では3位(18点)のムルタが、3戦目のゴールデンブーツTのサクラキングオーで5着。最終戦のゴールデンホイップTではアスカクリチャンで1着となり30点を獲得。見事逆転優勝を果たした。対する吉原寛騎手は3、4戦目で1点ずつしか加算できず、最終的には42点で2位に終わった。

 両者の明暗を分けたのは、何と言っても人気薄を上位に持ってきた差だろう。ムルタ騎手の2戦目と3戦目は14番人気と10番人気でのもの。そこで13点と10点を獲得できたのは大きかった。特に2戦目のラルーチェの好走には誰もが驚いたことだろう。管理する平田師もその一人で「走ったねぇ。まさか馬込みから伸びてくるとは思わなかったよ」と苦笑いを浮かべたほどだ。クラスで頭打ちだった馬を、いつもと違う競馬で上位に持ってくるあたりはさすが海外の一流ジョッキーだ。

 来年は東京開催。広い府中での熱き戦いが、今から非常に待ち遠しい。

(栗東想定班・赤木俊介)

2011年12月10日