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JCよりも華やかだった香港国際競走

 今年も香港競馬の一大イベント・香港国際競走を現地で観戦してきた。キャセイパシフィック航空がスポンサーになっており、ファンやゲストへのサービスは至れり尽くせりといった具合。メディア関係者も国際色豊かで、ジャパンCとは比べものにならないほど華やか。宝くじやサッカーくじも香港ジョッキークラブが運営しているとはいえ、売り上げはJRAの方が大きく上回っているはず。それでいてこの違いは何なのだろうか…。

 さて、レースの話だが、メーンの香港カップはカリフォルニアメモリーが快勝。香港マイルはエイブルワン、香港スプリントではラッキーナインが勝ち、香港勢が3勝を挙げる大活躍。なかでも香港カップ・カリフォルニアメモリーの鞍上M・チャドウィックは、数少ない香港出身のジョッキー。まだ年齢も21歳と若く、香港競馬界の新たなスターとしてその名をとどろかせた。伝え聞くところによると、JRAの規定をクリアできれば短期免許で来日する意向があるという。

 我らが日本勢は、香港スプリントのカレンチャンが日本馬では最先着となる5着。印象的だったのは、レース後に池添騎手が「ほぼ勝てるだろうと思っていたし、だから昨日はぐっすり眠れたんです」とプレッシャーを全く感じていなかったこと。レースでは「安全策と思ってロケットマンの後ろに付けたのですが、向こうは調子が悪かったようで、思っていた以上に早々と失速。そのせいで行き場をなくしてしまったんです。安全策と思ったのが、逆に裏目に出てしまいましたね。ただ、カレンチャン自身も、スプリンターズSが“10”とすれば、今回は“8”ぐらいの仕上げ。輸送のアクシデントが痛かったですね。でも、通用する手応えは十分つかんだし、もう一度、来年も来たい」と、早くもリベンジに燃えていた。

 もちろん筆者も、来年も応援しに来るつもりだ。

(栗東想定班・安里真一)

2011年12月14日