重賞特集&次情報はお任せ!
馬三郎タイムズと合わせて使えば威力倍増!
今なら14日間無料で使える!→詳しくはコチラ
今なら14日間無料で使える!→詳しくはコチラ
プロも愛用する競馬予想ソフト「競馬新聞 デイリー馬三郎」が今なら14日間無料でお試し頂けます!
勇退後も私の“先生”で
今月の20日をもって平井師、境征師、鈴木勝師の3人が勇退された。特に平井師には格別にお世話になったので、今回はその思い出話を書いてみたいと思う。
初めて出会ったのは現場記者になって間もないころで、もう20年以上前のこと。当時、調教師の定年制度はなく、美浦の調教師ルームを見渡せば戦前生まれの「職人気質」の先生ばかり。当然20代の若造記者への対応は冷たく、無視されたり、質問もしていないのに「もっと勉強してから来な!」などなど。寂しい思いをしたことが多々あったものだ。
そんな中、平井師は優しく、つまらない質問にも丁重に答えてくれ、「馬社会とは何ぞや」を叩き込んでくれた。いわば恩人である。そのうち師とは、いろいろな話をするようになったが、印象的だったのは、やはり87年度の2冠馬サクラスターオーについて…。
リビングに飾ってある遺影には、今でも毎朝あいさつを欠かさないそうだ。当時の調教メニューをビッシリ書いたノート、87年有馬記念のレース中で負った骨折部のレントゲン写真なども大切に保存してあり、師がいかにスターオーを愛し、その死を無念にしているか…お分かりいただけるだろう。
勇退後も美浦近くに住み隠居はされないようなので、まだまだ私の“先生”でいてもらいたい。
(美浦想定班・玉川 祝)
2011年12月23日
- SPでPO馬の能力チェック 2013年12月23日
- 雨模様とソエに悩まされた一年 2013年12月22日
- 狙い続けた馬で大逆転を… 2013年12月21日
- 名馬の引退式をプレイバック 2013年12月20日
- 来年も“宮崎馬券”がポイント 2013年12月19日