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コラム

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快速馬の子供が今から楽しみ

 2011年もいよいよ大詰め。総決算のグランプリにはG?馬が大挙スタンバイし、年度の締めくくりにふさわしい豪華な顔ぶれとなった。人気の中心はこのレースでラストランとなるブエナビスタ。2年連続で2着と悔しい思いをしているだけに、勝利で引退の花道を飾れるか女帝のレースぶりに注目が集まる。

 10日ほど前。彼女よりひと足先にターフを去った牝馬がいる。その名はケイアイガーベラ。先々週のカペラSを快勝したが、後日陣営から引退が発表された。担当の佐々木助手によると「使う前から最後になるのは決まっていた」とのこと。「正直、あまり自信はなかったけど、枠順や道中のペースなど、すべてがうまくかみ合った」と前走を振り返ってくれた。

 今季は惜しい競馬が続き、勝ち星に恵まれなかったが「状態は良かったのに、春先からなかなか勝つことができなかった。さすがに能力的な衰えでもきたのかなと思った矢先にこの結果。本当に頭が下がる思いです」と愛馬の労をねぎらった。

 生涯成績18戦9勝(うち重賞2勝)。自慢の快速を武器に1400m戦では無類の強さを誇った。この成績を見て「ちょっとした名牝ですね」と同助手。今ところ配合相手は未定とのことだが、サンデーサイレンス系の血が入っていない点は大きな魅力。母譲りのスピード豊かな子が生まれてきそうで、今から産駒のデビューが待ち遠しい。

(栗東想定班・森岡健一郎)

2011年12月24日