久しぶりに…走ります

　先日、インターネットで、兵庫県の姫路競馬場で行われた「全国凧あげ祭り」の記事を発見。同時に、苦い記憶がよみがえりました。幼少期を姫路市で過ごしていたのですが、「マラソン＆凧あげ大会」という小学校の行事が、同じ時期に同じ場所であったのです。マラソンが苦手な自分は、毎年憂うつな気分になっていました。しかし、５年生の終わりに引っ越すことが決まり、このつらいイベントとお別れすることに。

　最後のマラソン大会当日、父親から?１５位以内に入ったらゲーム買ったるわ?という一言が…。万年３０位前後（４０数人中）の自分にとって、なかなか高いハードル。これをクリアするには、今まで結果が出なかった中団で構える「差し」ではなく、「先行」して粘り込むしかない！と思い、実行しました。果たして結果は…？

　現ＪＲＡ所属の小牧、岩田騎手がトレーニングで走ったかもしれない（？）競馬場の内馬場にある走路を激走。無事にゴールし、走り終えた子たちが並ぶ列に加わります。そして、自分が何番目なのかを数えると…頭が真っ白になりました。その後、先生に渡された紙には“１６”という現実を突きつける数字が…。おそらく、この情けない出来事を一生忘れることはないでしょう。

　さて、こんなヘタレが某マラソン大会に出場することになりました。編集部Ｉ氏のように何時間もかかるフルマラソンではなく、３?４０分で終わる５キロの部ですけど…。今年はまだ追い切りを１本しか消化していませんが、そこそこ走れる程度に仕上げて、来月のレースを迎えたいと思います。

（編集部・掛札慎二）

2012年01月16日