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“交通整理”が必要な番組編成

 2012年、最初の担当となる25時。景気のいい話題で華やかにいきたかったが、想定表を見て、混乱を極める新馬戦の現状について書かずにはいられなくなった。

 想定段階から馬が溢れていた今週は、土曜中山6Rで31頭、日曜中山6Rで25頭。合わせて計56頭もの除外馬が発生。年明けの中山では毎年恒例の光景だが、やはりこれは正常ではない。

 国枝師も「除外は本当に厄介なんだよ。状態を維持するのに苦労するだけではなく、故障につながることもあるからな」と顔をしかめる。もし除外の影響で、ファンが楽しみにしていた良血馬がアクシデントに見舞われた場合、これは競馬界全体の損失。すべてにおいて経験の浅い、デビュー前の若駒に過剰な負担を強いるのは全くもってナンセンスだ。

 また、新馬戦が大渋滞に巻き込まれている一方で、今年に入ってから行われた3歳OP特別のジュニアC、紅梅S、そして今週の若駒Sはいずれもフルゲート割れ。ジュニアCに至っては、条件馬同士での争いとなった。バランスを欠いた番組構成の象徴的な例と言えるだろう。

 公正で質の高いレースをファンに提供するためにも、来年こそはきっちり“交通整理”をしていただきたい。

(美浦時計班・森元要輔)

2012年01月20日