頭を悩ませる小倉の馬場

　８日に小倉入りしてから早くも３週間が経過し、気づけば再来週には出張も終わってしまう。夏は栗東トレセンでの業務が多くなってしまう筆者にとっては、これが今年最後の滞在だけに、何かしなければと先立つものもないくせに気持ちは焦るばかり。

　しかも今開催は特殊な馬場状態で馬券の方がサッパリ。芝は昨年暮れからの連続開催の影響で内が荒れ放題で外しか伸びない馬場だし、頼りのダートも砂が浅く内側は「コンクリートを走っているみたい」と何人かのジョッキーが言うように速い時計が連発し能力通りになかなか決まってくれない。

　今週から芝はＣコース使用となる分、前が残る可能性も出てくるが、これが逆にまた頭を悩ませる出来事。このままでは特に思い出を作ることなく出張が終わってしまいそうだ…。

（栗東時計班・城谷豪）

2012年01月29日