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今年のクラシックが見えてきた!?
POG期間は一般的に6月の新馬戦から翌年のダービーまで。2月からは毎週のように重要なレースが行われるので中身の濃さは違うが、日程的には3分の2を消化したことになる。そこで今回は1月30日時点で、“血統派POG職人・土屋景”が勝手に思い描いているクラシック展望をお送りしたい。
◆牝馬編
ジョワドヴィーヴルとジェンティルドンナの2強。阪神JF、シンザン記念で見せたパフォーマンスは圧巻で、どこまで強くなるのか末恐ろしいほど。牝馬はデリケートな生き物なので、直前まで慎重にチェックしたいが、順調に成長していけば桜花賞、オークスはどちらかが勝つだろう。このハイレベルな首位争いに加わるのは至難の業だが、個人的にはエピセアローム、アンチュラス、アナスタシアブルーに注目している。
◆牡馬編
ディープブリランテがわずかリードの1強。さほど差がなく、朝日杯FS組、ラジオNIKKEI杯2歳S組、京成杯組が続く大混戦ムードだが、2強になるとしたらワールドエース。ブリランテと互角以上の潜在能力を秘めている可能性が高く、血統的な裏付けも十分。きさらぎ賞、共同通信杯が終われば勢力図はおのずと見えてくるはずだ。あと気になるのは、これからポンポンと行きそうな雰囲気のあるトーセンホマレボシ。
(編集部・土屋 景)
2012年01月30日
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