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船橋へ移籍する巨漢馬の活躍に期待!

 記憶や記録に残る馬はいつしかファンにニックネームをつけられるもの。女傑…エアグルーヴ、鉄の女…イクノディクタス、帝王…トウカイテイオーなど、例を挙げたら枚挙にいとまがない。では、巨漢と聞かれれば…真っ先に思い当たるのがクリーンだろう。

 そんな彼も今年で8歳。近走はさえない競馬が続いており、ついに日曜の洛陽Sを最後に引退することが決まった。先週の時点で通算成績は55戦6勝。2年前(阿蘇S)にはJRA最高馬体重(612キロ)で勝利を収め、新記録を樹立している。2走前の大和Sでは、従来の記録を6キロ上回るJRA最高馬体重(628キロ)で出走したことは記憶に新しい。

 これだけの超大型馬。普段の世話が大変かと思いきや実はそうでもないようで、デビュー時から担当している喜友名厩務員によると「馬房の中ではおとなしくて扱いやすかった」らしく、あまり苦労はなかったとか。5年半も苦楽をともにした愛馬について「大型馬と言える馬はどのクラスにもいるけど、オープンを勝つ馬はそういない。デビューから大きな故障もなく順調にこれたことはすごいことだし、ここまで本当によく走ってくれた」と労をねぎらっていた。

 今後は南関東の船橋に移籍し、第二の競走人生を送る予定。新天地での活躍を期待したい。

(栗東想定班・森岡健一郎)

2012年02月19日