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有意義だった武豊Jとの食事会

 競馬記者歴も今年で18年目に突入するが、初めてその機会に恵まれた。先日、武豊Jとの食事会に誘われ、味わったことのない最高品質の焼き肉をつついた。取材で話すのとは違うプライベートの場だけに、まるで記者1年生のように緊張した(スターでもあり、学生のころからあこがれの存在なので…)。

 面白い話、驚く話、オフレコの話などを聞くことができ、アッという間の3時間だったが、“意外”だったのはバレットの話題だ。バレットとはレース開催時、主に道具の準備などの雑務を行うジョッキーの補佐。海外に遠征した武豊Jがその必要性を感じて、一番最初にJRAへ要請したのだという。今でこそバレットの存在は当たり前だが、「当時はJRAもなんで必要なの?って感じだった」というから驚きだ。あのころはまだ世界に目を向けることが重要視されていなかったということなのか…。

 また、今では当たり前となったエージェント(騎乗依頼仲介者)も同じだ。「海外では当たり前だから」と、これも武豊Jが第1号だったという。共感したのは次の言葉。「海外では元ジョッキーがやっていることが多い。前例はないけど、日本でも引退したジョッキーがやってもいいんじゃないかな?って思う」。かなえられなかった夢や思いを託す―。二人三脚で大舞台へと立つ騎手と元騎手も応援してみたい。

(関西デイリー・井上達也)

2012年03月06日