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賛否がある中山の連続開催

 週末はまたもや雨予報。2回中山開催は8日間通して道悪の影響を受けることになりそうだ。芝は切れ味を削がれる緩い馬場。追い込み切れないのは当然で、外を回ればなおさら。それだけに先週のアネモネSを制したパララサルーの強さが際立つ。「行き脚がつかないぐらいだから、道悪がいいということはないよ。他馬より勝負根性があるんだろうね」という国枝師の言葉からも、本当に桜花賞が楽しみな存在となった。

 特に今年は年が明けてからの寒さが厳しく、3月半ばになっても一向に春の気配は漂ってこない。これで芝の発育を期待するのは無理というもの。馬場造園課の方がいかに手をかけて下さっても、来たる3回中山も同様の馬場だろう。皐月賞で真の力を発揮できずに終わる馬がどれだけ出てくるか…。

 毎年、疑問に思うのがこの時季の中山連続開催。芝保護のためにも年明けから東京、中山で交互に開催する形がベターだと思うのだが、どうだろう。無論、弥生賞、スプリングSの両トライアルが本番と違う舞台設定で行われてしまうが、ある部分の犠牲はやむを得ないことだと思う。

 “面白い競馬”を見続けたい。直線の攻防が期待できない馬場では、競馬の魅力が半減してしまうと思うのは記者だけではないはずだ。

(美浦想定班・工藤 修)

2012年03月16日