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馬券依存症にはたまらない桜花賞

 月曜日に2年ぶりに開催されている大相撲・大阪場所を訪れた。場内は活気に溢れ、迫力たっぷりの雰囲気。順調に取り組みを消化して、迎えた最後の一番では横綱・白鵬が関脇・鶴竜に敗れる番狂わせが起きた。客席からは座布団が飛び交い、興奮のるつぼと化していた。いくら今場所、調子がいい鶴竜とはいえ勝ち切るとは想像できなかった。昔から荒れる春場所とは言われてきたが、まさか目の前で横綱が負けるとは…。

 しかし、よくよく考えてみると、前日の阪神大賞典では現役最強馬オルフェーヴルが惜敗。さまざまな要因が重なっての結果だが、まさに絶対はないと感じた。今年はクラシック路線も勝ち馬がコロコロ変わり、まさに横一線の状況。確たる中心馬が不在だけにどの馬からでも妙味があり、馬券依存症?の記者としては願ったりかなったりだ。

 特に牝馬戦線は関東馬がトライアルを席巻して混迷模様。チューリップ賞では本命視されていたジョワドヴィーヴルをハナズゴールが豪快に差し切った。桜花賞と同じ舞台での結果だけに軽くは扱えないし、その切れ味には度肝を抜かれた。中間も栗東に滞在し、22日には栗東坂路で4F65秒1―12秒5(馬なり)。上がり重点ながら、キビキビと活気十分の走りで、出来の良さをアピールした。小柄なタイプだが、数字以上に馬体を大きく見せていた点にも好感が持てる。桜本番でもその走りに注目したい。

(栗東時計班・紺谷和彦)

2012年03月24日