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スプリント好きにはたまらないドバイの一戦
およそ30年前は、高額賞金の短距離重賞はなかったと記憶している。その当時に夢中になって競馬を覚えた当方。それだけに若かりしころは短距離戦への興味は、中長距離戦に比べて断然薄かったのだが、齢50を迎えた今はG?のスプリント戦が最も馬券購買意欲がわくようになっている。
振り返って、どうしてこの境地に行きついたのかは分からないが、一つ言えることは、比較的、的中率が高く、それなりの配当を得られてきたからであろう。
ニホンピロウイナー、サクラバクシンオー、タイキシャトル、デュランダル、今振り返って、すぐに思いつく名スプリンターたちは負けなかった。傑出した能力があってこそだが、中長距離に比べて紛れが少ないという特色があるからであろう。
当たり前だが、距離を長く走れば道中の不利が生じるケースが多くなるのは必然。無論、短距離戦でも不利(特に直線において)のある競馬はあるが、それもマイルを越える距離のレースに比べれば明らかに少ない印象を受ける。それだけに一番オーソドックスな能力比較という予想を立てることが、的中へとつながるのだろう。
さて、“スプリント戦フリーク”を自認する馬券親父の小生。31日に行われるドバイゴールデンシャヒーン(ドバイメイダン競馬場オールウエザー1200m)を殊更楽しみにしている。とてつもないメンバーがそろっただけに、その勝者がどの馬になるのか。馬券なしのドバイのレースでも、興奮してレース観戦ができそうだ。
(美浦想定班・工藤 修)
2012年03月25日
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