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変幻自在の脚質で乱れ桜を演出!?

 3走前は大外から追い込んで2着、2走前は逃げて1着、そして前走はインから差して2着と、変幻自在の脚質で賞金を積み重ねてきたメイショウスザンナ。桜花賞でどんなパフォーマンスを見せてくれるか本当に楽しみだ。

 しかし、最も楽しみにしているのは、当然ここまで彼女を育て上げた高橋忠師だろう。開業2年目にして、ついにG?の舞台を踏むことになった師に今の進境を聞いてみた。しかし…「できるだけ普段通りにしている」と素っ気ない答えが。少々拍子抜けしたが、理由を聞くと納得。「僕が緊張すると、それがスタッフや馬に波及してしまうおそれがあるからね」と、笑顔で語ってくれた。

 “風通しのいい厩舎を”というのが厩舎経営のモットー。先のコメントもそのひとつ。「みんなが働きやすい環境をつくるのが、僕の仕事のひとつだと思っている」とのこと。厩舎に取材に行くと、必ずといっていいほど厩舎前の草むしりや空き馬房の掃除、さらには馬具倉庫のペンキ塗りなんかもしている師の姿がある。言うなれば、社長自らが雑用をしているということ。これは見慣れない光景だったし、私にとってはとても新鮮だった。

 開業2年で通算13勝だが、これは12馬房でのもの。今後、馬房が増えれば勝ち鞍は伸びるはず。ちなみに、先週は2頭出走させて2着2回とパーフェクト連対。この勢いなら、たとえG?でも…。 

(栗東想定班・森田真司)

2012年04月07日