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出てこい大物マル外!

 今週はNHKマイルC。96年に新設され「マル外ダービー」と呼ばれた、なじみの深いレースだが、10年連続で内国産馬がV。その言葉はすでに死語となりつつあるようだ。

 調べてみると、テスタマッタのフェブラリーS勝ちこそあれど、今年、マル外の重賞勝利はわずかに2勝。内国産馬が強いのは喜ぶべきところだろうが、SS系など主流血統にはない、未知の可能性を感じるマル外が個人的には好みだ。今回、シンボリエンパイアがマル外でただ1頭登録しているが、残念ながら除外対象。レース史上初めてオール内国産が濃厚となっている。

 高額で輸入したモンジュー産駒やガリレオ産駒などが、日本ではさっぱりなのに対し、比較的リーズナブルなSS系種牡馬の産駒が重賞戦線を席巻。リスク、リターンを考えるとこの流れは仕方がないと言えるが、「ディープ産駒と社台系の馬を獲っていれば間違いない」と言われている現在のPOGに、味気なさを感じるのは自分だけではないだろう。

 人気低下がささやかれている現在の競馬界で欠けていると思うのが、“対決”という図式。今こそ、大物マル外が出てきてくれないものか―。

(編集部・一瀬正人)

2012年04月30日