そろそろテコ入れが必要なＷＩＮ５

　“ｔｏｔｏＢＩＧ”を購入して４週間。まだ神は降りていないが、その魅力に取り付かれている。「最高６億円」に「キャリーオーバー60億円」。そんなうたい文句に踊らされたが、プラス思考なのか、いつか当たる気がしてならない。

　スポーツ振興くじの対象をサッカーＪリーグから他競技に広げようと、法改正に向けた協議に入るという。実現すれば、アオリを食らうのはＪＲＡだ。売り上げの起爆剤として昨年４月24日から始まった?ＷＩＮ５”。最近の売り上げは３月18日に10億円を超えてから、５週連続で10億超えならず。オルフェーヴルの出走した４月29日にやっと10億を超えたが、それもかろうじて上回った程度。昨年は５月15日から10月９日まで22週連続で?10億超え”を果たし、その間に２度の?20億超え”があったのに、だ。これは深刻。

　かねてから提案しているＷＩＮ５の敗者復活を望む。１つ目のレースで外れたあと、ＷＩＮ４、ＷＩＮ３への参加ができるというもの。またＷＩＮ５をウインズ、競馬場で購入できることもファンが望むことだ。そして、Ｇ?当日の電波環境の整備も必要だろう。通信が集中するため、接続できず、「ＷＩＮ５を買えなかった」という声もよく聞く。開始からちょうど１年がたったが、?ＷＩＮ５離れ”が加速しないうちに早急に対応してもらいたい。

（関西デイリー・井上達也）

2012年05月01日