栗東での活動範囲を広げていきます

　３月下旬に美浦から栗東へ異動し、約１カ月半が経過した。４月中は何かと大変だったが、最近は体が環境に慣れてきたのを実感。ただ、美浦勤務時も想定班を担当していたものの、土地や人が変わればやはり勝手が違い、取材も難しい。関係者にとけ込むにはもう少し時間がかかりそうだ。じっくりと腰を据えて栗東での活動範囲を広げていきたい。

　そんな新入りを暖かく迎えてくれる厩舎関係者も多数いて、そのなかの一人が鮫島厩舎の寺井助手。同厩舎のベテラン助手で、白黒はっきり判別できるコメントが聞ける。いい意味で強気過ぎるのが玉にきず！？のようだが、濃い話をしてくれるので重宝している。

　今週の取材で「これは絶対ええで」と指差したのは、京都１０Ｒ・葵Ｓのマコトナワラタナ。「前回は内を通った先行馬に有利な展開だったからな。外を回っての５着だし、力はある。１４００ｍでも掛かる馬なので、１２００ｍがベストやな。ここは決めてもらいたいところ。個人的には浅見厩舎のニシノスタイルとの勝負になると見てるんやが…」と、相手関係までチェック済みだ。

　当たるかは外れるかは神のみぞ知るところだが、筆者の馬券が的中した際はコーヒーでもお返ししようと思います。

（栗東想定班・松永篤）

2012年05月13日