勢いに乗る平田厩舎の２歳馬情報

　ご存じの通り、今年の新馬戦は例年よりもスタートが早く、再来週の阪神と東京開催で幕を開ける。それに伴い「ＰＯＧ虎の巻」の発売も今年は２週間ほど早く、もう手に取って目を通された方も多いかと思う。だが、そこではスペースの都合上、紹介しきれなかった馬も多数。そこでここでは、念願のＧ?トレーナーの仲間入りを果たした平田厩舎から、虎の巻では挙げられなかった馬たちをいくつかご紹介する。

　ブラックユニバンス（牡、父シンボリクリスエス、母クレヨンルージュ）は既にトレセンに入厩済みで、ゲート試験にも合格。「体はそう大きくないけどいい馬。気の勝ったタイプで仕上がりは早そうだし、阪神開催でデビューさせる予定」とトレーナー。

　ベッラレイアの下にあたるアケルナル（牡、父メイショウサムソン、母マリスター?）は「成長途上で少し時間はかかるけど、馬体や動きはいい」と期待を口にする。

　レッドヴィヴィアン（牝、父キングカメハメハ、母アドマイヤリッチ）は「小柄な牝馬でこれもゆっくりだけど、走りは柔らかい。芝のマイルあたりかな」と語っていた。ぜひ参考までに。

（栗東想定班・赤木俊介）

2012年05月17日