1. TOP
  2. 馬三郎タイムズ
  3. コラム

重賞特集&次情報はお任せ!
馬三郎タイムズと合わせて使えば威力倍増!
今なら14日間無料で使える!→詳しくはコチラ

コラム

プロも愛用する競馬予想ソフト「競馬新聞 デイリー馬三郎」が今なら14日間無料でお試し頂けます!

無料トライアルに申し込む(購入手続きは不要です)/詳しく見る

祭典当日に宣言どおりの勝利

 先週のダービーは3番人気のディープブリランテが勝利。岩田騎手、矢作調教師ともに初めてのダービー制覇となった。だが、ここで紹介するのはその前の9R、むらさき賞のお話。

 勝ったのは木村厩舎のトーセンジャガー。前走は2400mで惨敗してしまったが、レース後「絶対次は勝ち負けにするから」と木村師は力強く語っていたのが印象的だった。この日はダービーデーというところもあり、家族も競馬場に招待して挑んだ一戦だったという。「ダービーの当日だから、その前のレースで何とか結果を出したいと思っていた。勝ちたかったし、自信もあったけど、本当に勝てるとは…」そう振り返ってくれた。レース前には自信があっても、何があるか分からないのが競馬。今回のようにきっちり結果を残すのはそう簡単なことではない。それを11万人以上もの観客を集めたG?当日にやってのけるのだから、その手腕はお見事というより他にない。

 レース後、島川オーナーが所有する2歳馬の預託も決まったという木村師。西高東低と言われて久しい競馬界の勢力図だが、この木村厩舎のように、近年は関東若手調教師の躍進が目につく。美浦を、競馬全体を盛り上げる意味でも、これからさらなる活躍を期待している。

(美浦想定班・木村拓人)

2012年05月31日