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今の時季はむしろ3歳馬狙い!?
先週から事実上の夏競馬に突入。クラスが再編成され、3歳馬と古馬の戦いがスタートした。初顔合わせとなった土曜日は、3歳馬が若さで押し気味。東京で7R・アメリカンダイナー、10R・エネアド、12R・キクノストームが勝利し、阪神では8R・マキハタテノール、12R・ポップアイコンが古馬を退けた。
この時季はまだまだ古馬有利というイメージがあるかもしれないが、3歳上500万下(09?11年の6、7月)のデータを取ると、数値上はほぼイーブン。芝のレースに限定すると、3歳(勝率9.3%、連対率18.3%)に対し、4歳上(勝率6.5%、連対率13.2%)と完全に3歳馬が優勢だ。
3歳馬の回収率ベースでは芝1800m以上(北海道開催以外)が高数値。今年は全体的なレベルが高いと感じているだけに、上記の条件で積極的に狙っていきたい。逆に妙味がないのが、函館・札幌のダート1700m。ともに単勝回収率が50%台と低調で、悪いイメージがなかったので意外だった。
予想するうえでは、もちろん馬一頭一頭の“個”が大前提だが、全体のイメージとして頭に入れておいて損はないはず。
(編集部・妹尾和也)
2012年06月04日
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