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リニューアル中京の攻略法

 土曜から第2回開催がスタートした中京競馬場は、以前の平たん小回りというイメージと違い、かなりパワーを要求されるコースに生まれ変わった。その変化の最たるものは、314mから412・5mに延長された直線であり、入り口から70mほど先にある坂の存在。勾配は2・0%で、中山競馬場の2・24%には及ばないが、西日本では最大の勾配となった。

 新コースの特徴は第1回中京開催の結果にも現れており、遅い勝ち時計での決着が目立った。最終日に行われた高松宮記念の優勝タイムは良馬場で1分10秒3。芝1200mに変更された17年間で最も時計がかかっており、今までで一番遅かった98年よりさらに1秒2もかかっている。走破時計だけでなく上がりもかかっており、3F35秒を切った芝のレースは、開催を通して1レースもなかった。鋭い切れ味を使うタイプよりも、脚を長く使えるタイプの活躍が目立っていた。

 一方、ダート戦ではタイム面で目立った点はなく、位置取りが勝負を分けた印象だ。1200mの9鞍中、4角を先頭で回ってきた馬が3勝し、2番手が3勝。1400mでは15鞍中、1番手が7勝し、2番手が2勝だった。短距離戦では前に行けることが絶対条件になる。1800mでは22鞍中、1番手が6勝、2番手が4勝だが、4角1?5番手に広げると18勝している。1800mは5番手までが勝負圏内と言えるだろう。

(栗東時計班・竹原伸介)

2012年06月30日